教育の6重点

12年でじっくり学ぶ、開智教育の6重点とその狙い

開智では様々な「体験」を通して、学びの原点である「好奇心」を育み、主体的に学ぶための基盤を作ります。そして、「朝の読書」や「昼の学習(計算)」では、思考のベースとなる「脳の機能」を高めます。さらに「探究型の学び」を通して「自ら学ぶ力」「コミュニケーション能力」を高め、社会に出てからも通用する思考力・表現力を育んでいます。

① 好奇心・意欲を育てる
自由な発想で学ぶ体験学習

全ての学習の基本は好奇心、意欲です。開智では普段の学校生活や様々な行事をできるだけ子どもたちが自主的に企画・運営できるようサポートします。安全面に配慮しながら、子どもたちが好きなことを思い切りさせることで、「学ぶ意欲」「好奇心」を大きく育てます。

② 脳の機能を高める
朝の読書・昼の学習

「読み・書き・計算」を繰り返し行う学びは年齢が低いうちの方が取り組みやすい学びです。朝の10分間の読書と昼休み後の10分間の計算練習を継続して行うことで脳の機能を高め、将来の思考力・創造力の基礎作りをします。また、これらの学習は心を落ち着かせ、集中力を高める効果もあります。

③ 思考・推論の仕方を学ぶ
なぜを考える探究テーマ学習

授業や行動を通して、「なぜ」「どうして」という疑問を解決する学びを多くとりいれ、知的好奇心をふくらませます。物事の概念や定義、本質を発達段階に合わせてきちんと学ばせることを重視しています。またそれぞれが自らの「探究テーマ」を設定し、仮説・検証方法を自分で考えていく学びを行います。

④ コミュニケーション能力を伸ばす
傾聴し、主張し、調整する能力を高める場

全ての学習の基本は好奇心、意欲です。開智では普段の学校生活や様々な行事をできるだけ子どもたちが自主的に企画・運営できるようサポートします。安全面に配慮しながら、子どもたちが好きなことを思い切りさせることで、「学ぶ意欲」「好奇心」を大きく育てます。

⑤ 学び方、自学自習の方法を身につける
「パーソナル」の時間

「パーソナル」の時間では、子どもたち自身が何を学ぶかを決め、計画して学びます。「教わる」だけでなく、「学び方を学ぶ」「自分にあった学び方を知る」ことは、多様な学びを深める上で非常に有益です。開智では1年生からこの「パーソナル」の時間を設定し、主体的に学ぶ力、計画を立案し達成する能力といった、将来子どもたちが大きく飛躍するための土台をつくります。

⑥ 自分を客観的に見極める力を養成する
自己評価による振り返り

リーダーに必要とされる「自分の考え、行動を客観的に見極める力(メタ認知)」を鍛えるために、学期末のテストや学校行事、パーソナルの学習など、様々な活動毎に振り返り(=自己評価)を行い、次の活動につなげます。